感染すると発熱や咳、おう吐などの症状が出て、国内患者の致死率が27%にのぼる感染症「SFTS」。ウイルスに感染したマダニにかまれることで感染するもので、これまで西日本を中心に感染が確認されていましたが、今、感染が全国に広がっています。

マダニが媒介する感染症「SFTS」。全国の医療機関から報告された「SFTS」の感染者数が、今年に入ってから今月10日までに135人にのぼり、過去最多となりました。

これまで西日本を中心に感染が確認されていましたが、今年は関東地方でも初めて感染者が確認されるなど、全国で感染が広がっています。

ウイルスを持つマダニにかまれることで感染するため、厚労省は、草の茂った場所では長そで・長ズボンの着用を呼びかけています。