高知県警は7月行われた参議院選挙に合わせて設置していた選挙違反取締本部を解散しました。これまでに4件の警告を出したものの、摘発はありませんでした。

2025年6月に設置された選挙違反取締本部は、県警本部の100人と県内12警察署の707人のあわせて807人体制で、厳正公平な取り締まりに努めてきました。

県警によりますと公示前にSNSで特定の候補者への投票を促す「事前運動」にあたる可能性があるものや、法定外の文書を掲示するなど4件の警告を出したということです。一方で、摘発はなく、電子メールでの選挙違反の情報もありませんでした。

選挙違反取締本部は解散したものの、県警は違反に関する情報が寄せられた場合は、対応するとしています。