「納得いくまで対話を」
いつ死ぬか分からない青春時代。当時、兵器を作ることへの罪の意識は、ありませんでした。
新妻さん「とにかく戦争が負けていたから、玉砕して兵隊はみんな死んでいるから、やっぱり生きることだけ考えていたもんな。世の中のことは考えなかった」
そして80年前の15日、終戦を迎えた新妻さん。戦後は、2人の娘が生まれ、ひ孫にまで恵まれました。80年経ったいま、求めるのは、相手の立場に立った対話です。

新妻さん「戦争はあってはならない。犠牲者が出るから。子どもでもなんでも亡くなってしまう、爆撃されて。話し合ってちゃんと納得いくまで話をして、ことを決めればいいと思う」
多くの悲しみや憎しみを残した戦争。当時の記憶が薄れる中、平和を守り続けることが今を生きる私たちの使命です。