■FIFA ワールドカップ カタール大会 ドイツ1ー2日本(日本時間23日 カタール・ハリファ国際スタジアム)
サッカー日本代表はW杯のグループリーグ(E組)初戦でW杯4度優勝を誇る強豪ドイツを逆転の2-1で下し、歴史的勝利を飾った。前半33分にPKで先制されたが後半30分に堂安律(24)のゴールで同点に追いつくと、後半37分に浅野拓磨(28)が値千金の勝ち越しゴールを決め、そのまま逃げ切った。日本がW杯で逆転勝利を挙げたのは史上初。
先発は1トップに前田大然(25)、MFに鎌田大地(26)、田中碧(24)、久保建英(21)、遠藤航(29)、伊東純也(29)、DFにケガ明けの板倉滉(25)、キャプテンの吉田麻也(34)、酒井宏樹(32)、長友佑都(36)、GK権田修一(33)が名を連ねた。
序盤は前田、伊東純也(29)が持ち味のスピードを活かす。前半7分、日本は鎌田がボールを奪い、伊東のドリブルから前線に鋭いクロスを送ると、前田が押し込みゴールネットを揺らすがオフサイド。
その後はドイツがボールを持つ時間が長く続く。日本はブロックを敷きドイツの攻撃を弾き返し続けるが、そこから日本の攻撃につながらない。ドイツは左サイドバックのラウムが積極的に攻撃に参加、日本はひたすら耐える時間が続く。
前半30分、そのラウムがフリーでボールを受け、ゴール前への侵入を許してしまう。権田が飛び出し対応するが倒してしまいPKに。キッカーのギュンドアンが落ち着いて決め、ドイツに先制点を奪われた。
前半アディショナルタイムにはキミッヒのシュートを権田が弾くと、最後はフリーのハベルツに押し込まれるがオフサイド。その直後、長友が前線に攻め込み鋭いクロスに前田が頭で合わせるが惜しくもゴールにはつながらず、前半は0ー1で折り返した。
後半は久保に代わってDF冨安健洋(24)が入り、システムを4-2-3-1から3-4-2-1に変更。11分には長友から三笘薫(25)、前田から浅野に交代。日本はワントップに入った浅野が積極的にシュートを放つなど、日本の時間が生まれ始める。後半26分に日本は堂安を投入。
後半30分、三笘がペナルティーエリア内にスルーパスを入れると、途中交代で入った南野拓実(27)が中央へ折り返す。このボールはGKノイアーに弾かれるが、こぼれ球に堂安が反応し日本が同点に追いついた。さらに38分のFKから板倉が前線へロングパスを送ると、ボールを受けた浅野はそのままゴール前まで迫りシュートを放つ。ボールはゴールに突き刺さり、終盤に2ー1と逆転に成功しドイツを相手に大金星を挙げた。
試合後、同点ゴールの堂安は「俺しかいないと思っていた」と振り返り、決勝ゴールを決めた浅野は「みんなで勝ち取ったゴールだと思いますし勝利だと思います。明日からしっかり切り替えて次のゲームに向けて準備していきたい」と歴史的ゴールを噛みしめた。
日本はドイツと過去2度の対戦で0勝1敗1分と勝利したことがなく、初対戦は04年12月の国際親善試合で0ー3で敗戦、2度目はドイツW杯前の06年5月に2-2と引き分けていた。次戦は27日のコスタリカ戦で、2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す。
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