岡山県総社市のヒイゴ池湿地で絶滅のおそれがあるとされる「サギソウ」が可憐な花を咲かせています。

涼やかに揺れるサギソウ。シラサギが翼を広げた姿に似ていることから名づけられました。自生地の減少から絶滅のおそれがあるとして、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。

総社市のヒイゴ池湿地では、平年並みの今月(8月)1日に咲き始めましたが、猛暑と雨不足で開花が進まず、まもなく見ごろを迎えるということです。
(北の吉備路保全協会 萱原潤会長)
「涼やかな白い花を楽しんでいただくと同時に、ルールを守って遊歩道から立ち入らないで、みなさんで楽しんでいただけたら」
ヒイゴ池湿地のサギソウはこれからさらに咲き進み、来月上旬まで楽しめるのではないかということです。