司法に対する理解を深めてもらおうと岡山地方裁判所で中学生を対象にした「夏休みジュニア法廷」が行われました。

「あなたの家からこれが見つかったのですが、これはあなたのライターですか?」「そうです。友達と花火をした時にコンビニで買ったものだと思います」
「タバコを吸うためではないですか?」
「違います」

実際の刑事裁判さながら‥模擬裁判です。夏休みジュニア法廷は司法の知識を深め、裁判所を身近に感じてもらおうと毎年開催されているもので、中学生17人が参加しました。

今回、法廷で審議されたのは、放火をした疑いのある人物が犯人であるのかどうか。裁判官、裁判員検察官、弁護士に振り分けられた中学生たちはシナリオをもとに裁判を進め、各々の役割について理解を深めていました。

(参加した中学生)
「法廷とか実際に来ないとわからない場所とかも見られて知識を深められた」
「弁護士に興味があったんですけど。検察官もかっこいいなと思ったり、裁判官もかっこいいと思ったりしたので、他も体験してみたいなと思いました」

夏休みジュニア法廷は今年で8回目、岡山地裁は今後も若い世代に向けたイベントを行っていきたいとしています。