新潟県内で初めてとなる自主夜間中学校の開校を記念したシンポジウムが、17日に新発田市で開かれ、およそ200人が参加して今後の夜間中学のあり方についての意見が交わされました。

【前川喜平 元文部科学事務次官】
「新潟は、義務教育未終了者が5番目に多い県…」

不登校などのさまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人の学びの場となっている『新発田自主夜間中学校』は、ボランティアで運営しています。

【新発田自主夜間中学校 松本英也 代表】
「5名でスタートしたんですけど、今27人の生徒が来てくださっている」

シンポジウムでは、学びの場を社会全体で支える仕組みづくりや、公立夜間中学校の必要性についての意見が交わされました。

主催した『新発田市に夜間中学校をつくる会』は、「自主夜間中学の安定運営と、公立夜間中学の設置を目指して活動していきたい」としています。