大分トリニータは17日夜、アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦しました。攻め手を欠いて見せ場を作ることができず0ー2で敗れ、降格圏が目前に迫ってきました。

試合は序盤から甲府に主導権を握られ、再三攻め込まれる展開となりました。しかし、ゴールキーパーの濱田やディフェスンス陣が体を張って踏ん張り、前半は無得点でしのぎます。

そして、後半2分でした。中央でボールを受けた甲府の鳥海にゴール前まで迫られると、ミドルシュートで先制点を奪われます。

その後、トリニータは前線に伊佐を投入するなど打開策を図るものの、なかなか攻撃の糸口をつかむことができません。後半39分には、元トリニータの三平に技ありのループシュートを決められ、痛恨の2点目を献上してしまいます。

終了間際にはペレイラが決定的なヘディングシュートを放ちますが、相手キーパーの好セーブに阻まれ、万事休す。結局、トリニータのシュート数はわずか4本にとどまり、0ー2で敗戦、これで9試合連続の未勝利となり、降格圏が迫る厳しい状況に追い込まれました。