スイスの南部ロカルノで開催された国際映画祭で、日本の三宅唱監督の作品「旅と日々」がコンペティション部門の最高賞に選ばれました。日本作品としては18年ぶりの快挙となります。

スイスで開催された第78回ロカルノ国際映画祭で、三宅唱監督の作品「旅と日々」がコンペティション部門の最高賞「金豹賞」を獲得しました。

「旅と日々」は、韓国出身のシム・ウンギョンさんが主演を務め、堤真一さんや河合優実さんらが出演、行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけに人生と向き合っていく様子が描かれています。

ロカルノ国際映画祭は、1946年から始まり、カンヌやヴェネチアに並ぶ歴史ある映画祭として知られていて、配給会社によりますと、日本作品が最高賞を獲得するのは2007年の小林政広監督の「愛の予感」以来18年ぶりの快挙となります。