旭川市の教育長が8日の市議会で去年、死亡した当時の中学2年生廣瀬爽彩さんへのいじめを認めなかったことについて、初めて公の場で謝罪しました。

 旭川市教育委員会・黒蕨真一教育長
 「この度の結果を重く受け止め、心からおわび申し上げます。大変申し訳ありませんでした」

 旭川市教育委員会の黒蕨真一教育長は、市議会の常任委員会でこのように述べ、廣瀬さんへのいじめを認めなかったことを謝罪しました。
 この問題を巡っては、先月27日市教委の第三者委員会が6つの事実について、いじめがあったと認定し、遺族側に報告しました。さらに、先月29日黒蕨教育長も遺族に直接面会して謝罪しました。
 第三者委員会は関係者のプライバシーを遺族側と調整した上で、いじめと認定した6つの事実の具体的な内容を、来週にも公表する見通しです。


4月8日(金)「今日ドキッ!」午後5時台