静岡県熱海市のアカオ・スパ&リゾートは、2021年11月に営業を終了した「ホテルニューアカオ」本館などをアメリカの投資ファンドに売却すると発表しました。

熱海市の「ホテルニューアカオ」は、1973年に開業。景勝地・錦ヶ浦の断崖に建つ人気のホテルでしたが、新型コロナの影響などで客足が低迷し、2021年11月に本館の営業を終了しました。

運営するアカオ・スパ&リゾートなどの発表によりますと、本館と現在も営業を続ける新館をアメリカの投資ファンドに12月中旬をめどに売却し、ホテル事業から一旦退くということです。

2つのホテルは、この投資ファンド系の「マイステイズ・ホテル・マネジメント」が運営を引き継ぎ、「ホテルニューアカオ」の名前で新館の営業を続けるほか、休館している本館は、2023年夏に営業を再開するということです。