本格的な夏山シーズンの中、富山県では登山中の死亡事故が相次いでいます。16日朝、立山連峰の剱岳で登山をしていた50代男性が山の斜面に倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。
上市警察署によりますと、14日午後4時半ごろ北アルプス剱岳付近の山小屋から「宿泊予定の登山者が到着しない」と警察に通報がありました。
その後、山岳警備隊が捜索していたところ16日朝、剱岳の北方稜線の斜面に東京都の会社員、目黒晋平さん(57)が横たわっているのが見つかり、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。目黒さんは13日から単独で登山をしていたということです。
現場は登山道が整備されていない上級者向けのコースで警察は目黒さんが滑落したとみて詳しい事故の原因や死因を調べています。
