16日から長崎県の対馬周辺などで解禁となる沖合底びき網漁に向けて、漁船が下関港(山口県下関市)を出発しました。
下関漁港から出港するのは、6組12隻の沖合底びき網漁船です。乗組員や家族などおよそ400人が出席して、出港式がありました。式では、鏡割りをして航海の安全と豊漁を祈った後、乗組員らがさっそく船に乗り込みました。
沖合い底引き網漁船は、萩市の見島沖合から長崎県の対馬周辺で操業します。主にアカムツやアンコウ、カレイなどを獲り、早ければ3日後にも初水揚げの予定です。
下関はアンコウ水揚げ日本一を誇ります。去年の水揚げ量は3492トンで今年は4000トン以上を見込んでいます。
県以東機船底曳網漁業協同組合 宮本洋平 組合長
「全船がトラブルなく、順調に操業できればですね、それなりに魚もとれると思いますので、そうすれば水揚げも金額も目標に近づけると思うので」
操業は来年5月中旬までのおよそ10か月間、行われます。














