大豆に吸い付くカメムシが多発しているとして、富山県は15日、「病害虫発生注意報(第6号)」を発表しました。県内全域でカメムシ類が多く確認されていて、収穫を控える大豆の被害が心配されています。
富山県の大豆の病害虫発生予察定点調査では、払い落とし調査で確認されたカメムシ類は、平均0.58匹と、発生の多かった前年(0.57匹)並みで、平年(0.13匹)の4倍を超えています。
調査が始まった2002年(平成14年)以降で最も多い数値となっています。
県によりますと、特に「イチモンジカメムシ」と「トゲシラホシカメムシ」の発生が目立っているということです。

特に8月から9月にかけての気温が高くなるとの予報があることから、カメムシ類の活動がさらに活発になると予測されています。