最も重要なのは「時間」 5分かかれば7割諦める

そして、犯罪者が嫌がる4原則のうち、京師さんがもっとも大切と話すのが、「時間」です。
防犯アドバイザー 京師美佳さん
「開口部、玄関、窓、そういったところを割られたり壊されたりしないように、防犯フィルムを張ったり、補助錠をたくさんつけていただく。犯罪者、泥棒は5分かかれば7割、10分かかれば9割、侵入に時間がかかると諦めるというデータが警察庁にもありますので、侵入に時間をかけさせるというのは重要な対策になります」
さらに光や声で威嚇 追い出すための「攻める防犯」を
一方、このところは犯罪の手口が巧妙になっていることなどから、京師さんはさらに対策をするとより安心と話します。
ポイントは「攻める防犯」ということです。

防犯アドバイザー 京師美佳さん
「攻める防犯、こちらからも何かアクションして追い出すということも必要。明るく照らすということも一つなんですけど、ライトを少し明るく照らす、玄関灯をつけるとかじゃなく、センサーライトでも300ルーメン以上、自転車のライトぐらいですね、それ以上の明るさで明らかに攻撃的に照らして威嚇するということも必要です」

「スマートカメラというものがあり、庭とかに設置していただくと侵入者があった場合にお知らせがきて、侵入者が写真付きで送られてきます。その際に双方向通話機能、声を出すというのを使って、スマートフォンからカメラを通して『おい、こら、通報したぞ』と言う風に声を出していただくと相手を威嚇することが出来ますので、そういうもので遠隔から見守り、監視ということもできます」