今年6月の富山県内の有効求人倍率は前の月と比べ0.02ポイント上昇し1.50倍でした。6か月連続の上昇となります。

富山労働局によりますと、今年6月の県内の有効求人倍率は1.50倍で前の月よりも0.02ポイント上がっています。県内では6か月連続の上昇です。有効求職者数は1万5463人で前の月より0.8%増加し、3か月連続の上昇です。

新規求人数を産業別でみると、「卸売業、小売業」は189人、「金融業、保険業」が104人、それぞれ増加しました。

一方で製造業は96人減少しました。富山労働局は「求人が求職を上回って推移しており、持ち直しの動きがみられるが、物価上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。