乳児が感染すると重症化するおそれがある百日せきの患者は、前の週より減ったもののいつもの年と比べ依然、多い状態が続いています。

県内の百日せきの患者数は8月10日までの1週間で、76人確認されました。

前の週の113人から減りましたが、依然、高い水準です。

百日せきは、せきが長引く感染症で、飛まつや接触で広がり、感染力も非常に強く、生後6か月までの乳児が感染すると重症化するおそれもあります。

また、同様に例年よりも多い状態が続いている伝染性紅斑=りんご病の感染者は、1定点あたり2.55人で5週間ぶりに増加に転じました。

県は手洗いや咳エチケットなどの感染予防を呼びかけています。