22日午前、北アルプス立山の室堂山で山スキーをしていた男性が転倒して動けなくなり、富山県警山岳警備隊に救助されました。

22日午前10時25分ごろ、北アルプス立山の室堂山の標高2500メートル付近で、山スキーをしていた神奈川県の63歳の会社員の男性が転倒し動けなくなりました。

同行していた男性が近くの山小屋を通じて警察に救助を要請。連絡を受けた富山県警山岳警備隊が男性を救助、室堂ターミナルで救急隊に引き継ぎました。男性は右足の骨を折る重傷です。

警察によりますと、現場は室堂山北側のなだらかな斜面で積雪は30センチから40センチ、ところどころに岩が露出していたということです。

男性は仲間4人で山スキーをしていて、雪だまりに足を取られて転倒し、動けなくなったということです。