噴火警戒レベルが2に引き上げられている長野と群馬県境の草津白根山のうち白根山について、気象庁は、引き続き、湯釜火口付近からおよそ1キロの範囲で大きな噴石への警戒を呼びかけています。

白根山の湯釜付近では、3日から火山性地震が増加しています。

11日に8回だった火山性地震は、12日は11回、13日は午後3時までに2回を観測しました。

気象庁は、白根山では、火山活動が高まっていて、湯釜火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしています。

気象庁は、湯釜火口付近からおよそ1キロの範囲で大きな噴石への警戒を呼びかけ、噴火の際は、風下側で火山灰だけでなく、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意が必要だとしています。