記録的な大雨の被害が各地に広がっています。
福岡県では13日も、行方不明者の捜索や施設の復旧作業などが行われています。

RKB 瓜生正太郎記者
「消防隊員がドローンを使って海岸を捜索しています」

福津市畦町では13日も警察や消防などおよそ70人が、増水した川に流された60代とみられる男女2人を捜索しました。
これまで水に浸かっていた場所まで範囲を広げ、上空からの捜索も行われましたが、発見には至っていません。

RKB 馬場遼之介記者
「町から出た生活排水は現在、手作業で薬剤を入れて処理しているということです」
豪雨で地下が水没した「新宮中央浄化センター」では、きょうも復旧作業が続けられていました。
住民
「洗面器に水をとって、それでちゃぽちゃぽ洗ったりとか、そんな感じで少しは節水するようにはしてます。トイレを2回に1回にしようと思っても、やっぱりちょっと衛生面で気を使うので難しいのはありますね。早く直ってくれるといいんですけどね」

町は、浄化センターの処理水を使う公園のトイレなどの利用を禁止し、一部の世帯を対象に水の使用を控えるよう呼びかけています。
現在、4台のポンプで生活排水をくみ上げたあと、薬剤を入れて処理していますが復旧のめどは立っていないということです。