厳しい暑さが続いていますが、暑い日が続くこの時期、さっぱりと冷たいかき氷が食べたくなりませんか?アイスクリームと比較すると、一般的にかき氷はカロリーが低く脂肪分が低いことが特徴です。最夏期には、カロリーが高い物や脂肪分が高い物の需要が低下すると言われています。このため真夏の時期には、カロリーや脂肪分の高いアイスクリームよりも、これらが低いかき氷の需要の方が高まるということになります。

ある調査結果では、(関東地方のスーパー複数店舗の集計2014年~2016年)アイスクリームの売り上げよりもかき氷の売り上げの方が高くなる分岐点となる気温が「32℃」ということでした。アイスクリームの売り上げは、年中おおむね横ばいなのに対して、かき氷の売り上げは、真夏の時期(特に7月~8月)に急増していることがわかります。広島県内は、ことしは特に6月から異例の記録的な暑さが続いたため、この「気温32℃の分岐点」はこの調査結果よりも早いタイミングになっていると言えるでしょう。(「かき氷前線予報します お天気お姉さんのマーケティング」より)