7月30日に発生したカムチャツカ半島地震の津波で、宮城県の気仙沼市大島では、カキの養殖いかだが流されたり、転覆したりする被害が出ています。

またロープに吊してあった多くのカキが落下し、この秋の収穫への影響は、避けられない状況です。

こうした中、気仙沼市は被害を受けたカキ養殖施設の復旧を支援するため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを始めました。

気仙沼市は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングをこれまで震災遺構の伝承館の運営に充てるプロジェクトや2025年度開業予定の大島亀山モノレールの山頂整備などに活用しています。

緊急の災害復旧を目的とするのは今回が初めてです。

目標金額は1億円で、支援した人は、気仙沼市の返礼品を選べるほか、税額控除を受けられます。

受け付けは、ウエブサイトの「ふるさとプレミアムクラウドファンディング」で期間は9月30日までとなっています。

8月13日正午現在、123人から230万円余りが寄せられています。