11月19日に行われた、FC琉球『首里城チャリティマッチ』。
かつて琉球に所属した選手や沖縄にゆかりのある選手たちが集い、会場を沸かせました。
この日を誰よりも楽しみにしていたのが、仲程琉月、優月兄弟です。


Q.サッカーのどんなところが好き?
弟・優月くん
「攻撃したり、良いゴールを決めたりするのが好きです」
兄・琉月くん
「ゴールを決めたり、アシストをしたりして勝ったりするところが非常にすごく気持ちよくて、そういうところが特に好き」
好きなクラブチームは、FC琉球。
「僕がオリジナルで作った図鑑です。これは、コロナが流行る前に練習を見に行って、選手にインタビューや写真撮影、サインをお願いしたりしました」

クラブへの愛が止まらない2人の生活の軸は、もちろんサッカー。
月曜日から金曜日まで、部活動の他にもサッカースクールに通い、土日は試合やサッカーイベントに参加するという毎日。この日は、FC琉球不動の「10番」富所悠選手が指導するスクールでの練習日でした。
FC琉球 富所悠選手
「立ち上げの時から2人には入ってもらっているので、すごく積極的にというか意欲的にやってくれているので、まわりの子どもたちにも良い影響を与えてくれている。」
兄・琉月くん
「今もすごく楽しくて、ちょいちょい上手く行ったところもあればまだ伸びしろもあるような気がす。」
弟・優月くん
「(今日は)楽しかったけど、ちょっと暗かったからさ、前見えませんでした」
2人が楽しみにしていたFC琉球の「首里城チャリティマッチ」。現在FC琉球に所属する選手たちと、沖縄にゆかりのあるメンバーの対戦が見られるイベントに、胸が高鳴ります。
FC琉球を移籍し現在はJ1でプレーする選手の中に会いたい選手がいました。

優月くん
「知念哲矢選手です」
琉月くん
「小泉佳穂選手です、小泉選手の得意な両足のキックやキックフェイントがたくさん見られたら良いなと思う」
迎えた当日。スタジアムに向かうと思いきや、ユニフォーム姿の琉月くん。実はこの日、所属チームの大事な試合があり、お昼過ぎまでに2試合をこなさなくてはなりませんでした。
無事に全試合勝利し、無事県大会への出場権を獲得。1時間後に迫るチャリティマッチを見に、急いでスタジアムへと向かいます。
琉月くん
「これでもう、すごいプレーが色々と見られたら今日はもう最高の日としか言えない。明日誕生日だもんね。チャリティマッチが誕生日プレゼントのような感じ」

現在のFC琉球メンバー対かつて琉球に所属した選手や、沖縄にゆかりのある選手で構成された「沖縄レジェンド」の試合は、両チーム合わせて8得点が入る打ち合いに。
お目当ての知念選手と小泉選手はふたりともスタメンで登場。
普段は見られない光景や楽しくプレーする選手たちの姿に、スタジアムも大盛り上がり。
4-4のドローで、笑顔の痛み分けとなりました。
小泉選手
「久しぶり~!元気?背伸びたか?今何年生?5年生?」
知念選手
「僕の浦和レッズの20番の小さいユニフォームを持ってくれたり。サッカー選手として子どもに夢を与えるというのは一つの目標でもあったので、そういうところはすごく嬉しい。」
更に、試合終了後のファン感謝祭では、小泉選手がわざわざ2人のもとに来てくれました。
小泉選手
「こどものサポーターやファンと距離が近いのがFC琉球のすごく良いところだと思っていたし、それが今も変わっていなかったのでそれが嬉しかったし、久しぶりに顔を合わせて、やっぱりサッカーが好きでFC琉球が好きでいてくれてすごく嬉しかった


琉月くん
「めっちゃ嬉しくて、また会えなくなってしまうかもしれないけど、キャンプとかで来るんだったら、またたくさん喋りたい。将来は小泉選手みたいに両足で蹴れて、精度の高いパスの出せるプレーヤーになりたい。」
優月くん
「元琉球の大好きな知念選手と小泉選手が来てくれたから嬉しかったです。プロになって金を稼ぎたい。そしてFC琉球のグッズ買う」
これからも大好きなサッカーとFC琉球とともに、笑顔で『好き』を突き詰めます。