記録的な大雨に襲われた熊本県内では、浸水被害を受けた人たちが自宅や店などの片付けを進めています。

記者「こちらは氾濫したとみられる井芹川です。付近の住人は、一夜明け、朝から泥かきなど、片付けに追われています」

午前9時時点の気温が28℃となった熊本市中央区では、近くの井芹川から溢れたとみられる水で被害を受けた住民たちが、片付けに追われていました。

こちらのアパートでは床上から1メートルほどに水の跡が残っています。

アパートが浸水「泥だしをしている。足が滑らないようにしないと、どうしようもない。明日から天気が良くなるから今日のうちにある程度しておかないと」

熊本県内では、8月12日午前9時時点で、甲佐町で家族で車で避難中に土砂崩れに巻き込まれたとみられる男性と八代市で用水路に沈んだ車にいた女性の合わせて2人が心肺停止状態で見つかりました。

この他、玉名市と熊本市で合わせて3人の安否がわかっておらず、消防などが捜索を続けていますが発見には至っていません。