熊本南関町にあった町営の温浴施設が、新たな交流拠点として生まれ変わりました。

交流拠点施設「ukara(ウカラ)」は、1998年に開館した町営の温浴施設を改修・増築したものです。

注目は、約3倍の広さになって移設された図書館です。蔵書は5万5000冊で大正時代からある映画雑誌も読むことが出来ます。

本棚は組み合わせの自由度が高いキューブ状で、回遊性の良さや本の配置が変わることで探す楽しみが増す仕組みになっています。

本を読むスペースは温浴施設の名残として浴槽があった場所がそのまま生かされています。

併設されたカフェでは、特産の南関あげを使ったいなり寿司のメニューも味わえます。

南関町は、年間10万人の来館を目指すということです。