お盆直前の3連休を大雨が直撃しています。
大気の状態が不安定となり、週末から大雨に見舞われた山陰地方。
12日にかけても、局地的に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き警戒が必要です。
10日午後1時の島根県松江市では、川の水があふれ、道路は冠水しました。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている山陰地方。
11日午後4時までの48時間降水量は、島根県の吉賀町で229ミリ、松江市鹿島で8月の観測史上最大となる182ミリ、鳥取県の大山で170.5ミリを記録するなどしています。
10日は水害や土砂災害の危険が高まったとして、松江市と出雲市、大田市のそれぞれ一部の地区に、一時、警戒レベル4にあたる避難指示が出されました。
島根県吉賀町には11日午後6時現在も土砂災害警戒情報が発表されています。
町内では県道新南陽津和野線の斜面が崩れているのが見付かり、一部区間が全面通行止めとなっています。