林官房長官は、東京電力・福島第一原発の事故に伴う除染土をめぐり、福島県外での最終処分に向けた工程表を月内にもとりまとめる考えを明らかにしました。
きのう、福島県を訪問した林官房長官は、廃炉作業の進む福島第一原発や除染作業に伴って発生した土などを保管する中間貯蔵施設を視察しました。
林芳正 官房長官
「(除染土などについて)30年以内に福島県外での最終処分を実現するように、政府一丸となって着実に取り組みを前進させていく」
視察後、林長官は、除染土などを福島県外で最終処分するため、今後5年程度で取り組む課題を盛り込んだ工程表を月内にもとりまとめる考えを示しました。
また県外での処分に向けては「国民への理解醸成が特に重要だ」と話し、積極的な情報発信に努める考えを強調しました。
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