まもなく戦後80年の終戦の日です。当時の新聞から戦争の惨禍を振り返る企画展が岡山市北区で開かれました。

戦時下で発行された当時の新聞が、戦争の痛ましさを生々しく物語っています。

企画展は、教育事業などを行う一般社団法人SGSGが県内の中学生らと企画したものです。

若い世代に当時の報道から戦争の悲惨さを感じてもらおうと開かれたもので、記事を読んだ中学生の感想も展示されました。

(中学3年生 平岡正義さん)
「当時の状況が鮮明に分かる新聞や、国民がメディアによってコントロールされていることがわかる記事もあったので、とても勉強になりました」

(SGSG 野村泰介理事長)
「フィルター無しで当時の状況を知るには、当時のものに直接目をふれるというのが一番なので、過ちを繰り返さないようにするにはどうしたらいいかというのを次の世代の人が考えてもらえたら」

企画したSGSGは、今後も戦争の記憶を語り継ぐためのイベントを開きたいとしています。