岩手県矢巾町の史跡を舞台にした小説を題材としたバスツアーが9日開かれ、作家本人もツアーに参加し参加者と町内を巡りました。
ツアーは午前と午後の2回開かれ、午後の部には小学生から大人まで15人ほどが参加しました。このイベントは矢巾町を舞台にした作家・綿世景さんの小説「私の世界に徳丹城はない」の物語が軸となっています。
小説を書いた綿世景さん本人もツアーに参加。参加者は町内をバスで巡って物語にまつわる4つの謎を解き、ツアーの最後には小説の舞台であり国指定の史跡でもある徳丹城跡に立ち寄って、町の歴史や魅力に直接触れて学んでいました。主催した矢巾町のNPOは、今後も小説と関連した様々なイベントを計画しているということです。