寺田総務大臣も辞任に追い込まれ、わずか1か月足らずで3人の大臣が辞任した岸田内閣。私たちは数々の疑惑が指摘された寺田氏の地元・広島を緊急取材。
ポスター貼りで報酬を受け取った市議を直撃しました。また、故人が会計責任者として記載されていた後援会事務所を取材すると、代表者も「名前を勝手に使われた」と訴えました。
■岸田総理 動揺?寺田氏の名前 二度間違える

岸田総理
「昨日辞任したタケダ大臣の…あ、失礼」
11月21日、岸田総理は寺田氏の名前を二度も間違えました。

岸田総理
「先日、タケダ…失礼、寺田大臣から…」
ヤジ
「おーい!!」
政権運営に暗雲が垂れ込めています。

立憲民主党 吉田晴美衆院議員
「今度は岸田総理ご自身が身を引くことを考えるべきではないでしょうか」
与党からも不満の声が上がります。
自民党幹部
「岸田総理の感覚が悪いとしか言いようがない。任命責任が問われる」

公明党 山口那津男代表
「(寺田氏は)説明をするように努力をされてたと思いますが、なかなか不透明感が残ったなと」
山際前経済再生担当大臣、10月24日辞任。
葉梨前法務大臣、11月11日辞任。
そして寺田前総務大臣、11月21日辞任。

わずか1か月足らずで“辞任3兄弟”ならぬ3人の大臣が辞任した岸田政権。

岸田総理
「私自身の任命責任について重く受け止めています」
総理の言葉の“重み”も問われています。
【寺田氏前総務大臣が指摘された疑惑】

・妻が代表の政治団体→脱税
・後援会の収支報告書→故人が会計責任者
・2021年の衆院選
→選挙運動員 買収
→選挙費用の一部を後援会が支出














