福岡海上保安部は9日、所属の巡視船「むろみ」から海上に最大約160リットルの作動油が流出したと発表しました。
漏油が発覚したのは8日午後10時32分ごろ。巡視船「むろみ」が島根県の隠岐島から東方約30海里(約56キロ)付近を航行中、左舷機のウォータージェット装置の油圧低下を示すセンサーが作動しました。
乗組員が確認したところ、ウォータージェット装置の作動油タンクの油量が減少していることがわかりました。左舷機のウォータージェット装置の船外高圧管から作動油が海上へ流出したとみられています。
流出した作動油の量は最大で約160リットルと推定されています。