■「子供盆おどり唄は、夏の記憶そのもの」
多くの道産子有名人の心にも深く刻まれています。
・藤本美貴さん
「子供盆おどり唄は、夏の記憶そのもの」
・タカアンドトシ・タカさん
「道産子なら誰もが、あの夏の思い出が蘇る」
・北島三郎さん
「これからの時代も受け継がれ、幸せな思い出を紡いでいけることを祈っています」
この歌のルーツはどこにあるのでしょうか。
ジャケットに記された「北海道教育委員会選定」の記載を元に北海道教育委員会に早速、話を聞ききました。
・北海道教育委員会 社会教育課 吉田昌幸課長補佐
「作詞は1951年に、当時江別市で教員をしていた坪松さんにお願いしたと聞いている」

■「シャンコシャンコ」は石狩という世界でないと出てこなかった
作詞したのは江別市の教員、坪松一郎さん。
発祥の地・江別には、その功績を称える詩碑が建てられています。
さらに、気になる呪文のような謎の歌詞。
「シャンコ、シャンコ、シャンコ、シャシャンがシャン」
「シャンコシャンコ」には、忘れられない音の記憶が刻まれていました。
・江別文学の会望月芳明さん(2001年)
「馬そりがシャンシャンシャンシャンと消えていく音。この音が出てくるのは、石狩という世界でないと出てこなかっただろうと思う」

では、なぜ、この歌が作られたのだでしょうか。