「地元福島にメダルを持って帰りたい」。ことし11月に開催される東京デフリンピック日本代表に内定した福島県内ゆかりの選手3人が、大会への意気込みを語りました。

8日に県庁を訪れたのは、デフバスケットボールの越前由喜選手と、山田洋貴選手、それに、デフ柔道の蒲生和麻選手です。

3人はことし11月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会、東京デフリンピックの日本代表に内定していて、県の紺野香里文化スポーツ局長に「地元福島にメダルを持って帰りたい」と、大会での活躍を誓いました。

それに対し、紺野局長は「みなさんが世界で躍動する姿が聞こえない・聞こえにくい子どもたちの夢を育むことを期待している」とエールをおくりました。

蒲生和麻選手「今回のデフリンピックでは、必ず金メダルをとって福島のみなさまに恩返ししたいと思っております」

越前由喜選手「頑張っている姿を県民のみなさんに見ていただいて、勇気を与えたいと思っています。ぜひ応援のほど、よろしくお願いします」

東京デフリンピックは11月15日に開幕し、サッカー競技は県内のJヴィレッジで開催されます。3選手が出場するデフバスケットボールとデフ柔道はいずれも16日から始まります。