青森県の八戸港で水揚げされた「キンメダイ」の加工品が、八戸市が認定する水産物ブランドに認証されました。

八戸市は、水産物の認知度向上や消費拡大につなげようと、2021年度から市内で製造された水産加工品のブランド認証を行っています。

6日は、キンメダイを使った3つの商品が新たに認証され、手交式が行われました。

認証されたのは、キンメダイの「缶詰」と「棒寿司」、そして「あぶりハム」です。

八戸港で船凍キンメダイは日本一の水揚げ量を誇り、ブランド認証を通じて地元での認知度の向上も期待されます。

「あぶりハム」で認証受けた 開洋漁業 河村和吉 専務
「漁業者はとるだけではなく、とったものをいかに自分たちで販売できるかが、次世代の漁業につながると思っている。キンメダイの商品を通じて基幹産業である漁船漁業のPR、キンメダイをおいしいと皆とさんに思ってもらえるような活動をしていきたい」

八戸市は、認証された商品のPRを積極的に行いたいとしています。