福山雅治さんの楽曲の題材となった被爆クスノキがある長崎市の山王神社で8日から3日間、参拝客をもてなすカフェがオープンしています。


被爆80年の節目に3日間限定のカフェが初出店されました。爆心地からおよそ800メートル、長崎市の山王神社です。

原爆によって壊滅的な被害を受けたこの場所で被爆クスノキの葉音に耳をすまし穏やかなひと時を過ごします。


長崎市民「こういう機会があるともっと色んな人が(平和)を考える機会になるんじゃないかと思いました」

東京から(福山さん・ファンクラブ)「歌は大好きで特別です、きょう来てよかったです」


神社の境内には千羽鶴を折るコーナーも設けられました。被爆クスノキをそばに感じ、平和への思いを強くします。


山王神社 禰宜 舩本貴之さん「80年という節目に今一度ですね、平和の尊さを考えさせられる年かなと感じております」

山王神社では9日、保育園の園児たちが集まり、午前11時2分にクスノキのもとで黙とうが捧げられます。