連日にぎわいを見せる仙台七夕まつりは、8日が最終日です。より優れた作品を選ぶ「七夕飾りコンテスト」の結果も発表されました。

玉置佑規アナウンサー:
「仙台七夕まつり、最終日のきょうも多くの人でにぎわっています。時折吹く風に七夕飾りがなびいて、より一層美しく見ることができます」

仙台市中心部の商店街は、地元の人たちや観光客らでにぎわい、色鮮やかな七夕飾りを楽しんでいました。

最終日の8日は、仙台七夕まつり協賛会が主催した「七夕飾りコンテスト」の結果も発表されました。

最高賞のグランプリに選ばれたのは、サンモール一番町商店街にある「ボタンのムツミヤ」の七夕飾り。2024年に続いて2年連続のグランプリです。

ボタンのムツミヤ店主 越山浩樹さん:
「2年連続の受賞。市民、観光客のみなさんに選んでいただけたことは非常にうれしく思っています」

今年のテーマは「満天の星」。夜空をイメージした青色をベースに星やツル、ツバキの花などを散りばめ、夜空に舞う様子を表現したそうです。家族4人でおよそ3か月をかけて一つひとつ手作業で作り上げました。

ボタンのムツミヤ 越山佳奈さん:
「去年はムツミヤ創業100年でしたが、また次の100年に向かって空へ向かって願いや希望を表現できたらと思い、テーマは『満天の星』とさせていただきました」

立体的なツバキの花は、10年以上前に七夕まつりで使った吹き流しを再利用しています。

訪れた人:
「とってもきれいです」
「紫の花がとてもきれいです」
「ツバキの内側の黄色いところもすごく細かくて一つひとつ貼っている。折り紙はよくあるが、ツバキがすごいなと思いました」

このコンテストは、仙台市中心部の商店街で金賞を受賞した七夕飾りの中からウェブ投票で選ばれました。

8日が最終日の仙台七夕まつり。午後8時ごろまで楽しむことができます。