被爆者への認定を求めている「被爆体験者」が8月9日の長崎原爆の日に石破総理大臣と面会することになりました。

関係者によりますと、式典後に行われる被爆者4団体の総理大臣要望の席に被爆体験者3団体の参加が決まったときのう長崎市から連絡がきたということです。

参加は各団体代表1人です。発言は、県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長だけで、代表して要望書を渡すということです。

去年までは各団体3人までの出席が認められていました。

市は資料館にサテライト会場を設け要望の場を映すと説明したということです。

被爆体験者をめぐっては、去年、歴代総理として初めて岸田総理と面会。
国は「合理的解決」策として医療費の助成を被爆者と同等に拡充しましたが「被爆者」とは認めておらず広島との格差が続いています。