水不足が懸念されます。旭川水系のダムの貯水量が減少していることから、岡山河川事務所は来週から第1次取水制限を行うことを決めました。

各自治体の担当者や流域の事業者などが参加して行われた調整会議で決定したものです。旭川水系の湯原ダムと旭川ダムの合計貯水率は、きょう(8日)午前9時時点で51.9パーセントで、渇水調整の目安である50パーセントに迫っています。

今後1か月の中国地方の降水量は平年並みの予想で、大幅な貯水率回復が見込めないことから、今月12日から第1次取水制限を行うということです。

(国土交通省 岡山河川事務所 小平剛弘所長)
「水資源は自然由来のものでございますので、限りのある資源です。生活の中で節水に皆様ご協力いただければ」

第1次取水制限の時点では、水道の利用には大きな影響はないということです。2回目の調整会議は約2週間後に開かれる予定です。