救出映像には2万を超える”いいね”

救出中の動画
「出来るだけちゃんと網をとってあげたいから。次浮いてきたらやるか。沈んじゃってできない」
第7管区海上保安本部 大谷友介さん
「透明に近い色のテグス(糸)を、なんていうんですかね。頭からずっと後ろ足の方まで、被さっているような状態でしたので、それをカメを傷つけないようにナイフで丁寧に切断していった」
救出中の動画
「左前の網がとれていない」
そして次の瞬間
救出中の動画
「おし!バイバイ!行った!」
無事に救助することが出来ました。

この動画は7日午前の時点で2万2千を超える「いいね!」を集めています。
生態系に悪影響”ゴーストギア”
大谷さんによると、ウミガメは網に付着していた魚を食べようとした際に引っかかってしまったのではないかということです。

第7管区海上保安本部 大谷友介さん
「この手の漂流ごみは”ゴーストギア”と言われてまして、生態系にも悪影響を及ぼしていますし、海洋環境にとっても悪影響ですし、こういったものが漂流しているとそれにまた漁網にまた魚が絡んで、それをまたカメが食べに来てとか、結局同じパターンでずっと漁具が漂っている以上そういうループが続いていきます」「ウミガメ個体数が維持されるという観点からしても、いい仕事ができたんじゃないかなと思っております」