連日熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。順調に日程が進めば岡山代表・岡山学芸館の初戦は来週月曜日(11日)です。
今月1日、甲子園のグラウンドに立った岡山学芸館ナイン。わずか20分という限られた練習時間で、土や芝の感触を確かめました。エース・青中も聖地のマウンドに上がり、初戦に向けてさらに気持ちを高めました。
(青中陽希投手)
「甲子園という舞台のマウンドに立って素直にとても楽しかった。自分の良さを最大限に生かしてチームを勝たせていこうと思う」
岡山大会では並みいる強豪との試合が続きました。決勝では、おととしの覇者・おかやま山陽と、互いに点を取りあう緊迫したシーソーゲームに。そして、学芸館が1点をリードして迎えた9回…。見事2年連続で甲子園への切符を掴みました。
学芸館は粘り強さと堅い守りで岡山大会激戦のブロックを制しました。その中心を担うのは、不動のエース・青中。抜群のコントロールと多彩な球種を巧みに操り、甲子園のマウンドでも好投を誓います。
(1青中陽希投手(3年))
「とにかく気持ちでは相手チームに負けずに、野手を鼓舞して最終的にチームを勝たせられるようにやっていきたい」
自慢の投手陣を支えてきた扇の要・佐藤も思いは同じです。
(2佐藤滉起捕手(3年))
「甲子園だからといって何かプレーを変えるのではなく、しっかり最少失点に抑えながら、攻撃にいい流れでつなげていけるようにバッテリーでやっていきたいと思います」
昨年の夏の甲子園ではベスト16。あれから1年、再び聖地での戦いに臨むチームはさらなる高みを目指します。
(13國近泰獅主将(3年))
「甲子園ベスト8以上というのを自分たちは目標としてやってきたので、まずはそこを達成して、学芸館らしく粘り強く岡山県代表として戦っていきたいと思います」
学芸館は大会7日目第2試合で長野県代表の松商学園と対戦します。仲間との強い絆を力に変えて…岡山学芸館が甲子園の舞台で輝きます。
「絶対勝つぞ!」