専門店が続々と誕生し、自宅でパーティーをするなど人気が広がる「タコス」。今、多くの人を惹きつけるワケとは?

“新感覚”タコスが東京初上陸

地下一階の入口に続く階段には人がぎっしりー。
外にも大行列ができていたのは、『Blue Entrance Kitchen 東京中目黒店』です。

沖縄で大人気のタコス専門店が2024年10月に東京へ初上陸。
とうもろこし粉ではなく小麦粉を使った“大きめ&もちもち食感”のトルティーヤは毎日手作りしています。

一番人気は、鉄板で生地とチーズをこんがりと焼き上げ、プリプリの鶏肉や大きめにカットした牛肉を豪快に挟んだ「BEKゴールドエクスペリエンス」(900円)。

THE TIME,マーケティング部 原千晶部員:
「生地はモッチモチでふっくら。お肉も柔らかいし、“存在感強め”

一般的に、タコスは肉と野菜たっぷりでヘルシーなイメージですが、“ボリューミーで肉肉しくジャンキー”な新感覚タコスがSNSや口コミで大きな話題となり、若い女性を中心に【新たな客層】が増加。今のタコス人気に繋がっているようです。

「SNSで話題になってるのを見て、【手づかみで食べる感じがすっごく美味しそう】で」(20代女性客)
「SNSで見た。【ワイルドな感じ】がいい」(20代男性客)

“無制限”「タコス食べ放題」が1380円

東京・渋谷にある『TEXMEX FACTORY 渋谷公園通り店』も、平日でもオープン前から行列ができる人気店です。

10種類以上のタコスが「1ピース490円~」(※ディナータイム)で楽しめるのですが、多くの人のお目当ては、“平日ランチ限定”の「タコス食べ放題」。

オープンキッチンのカウンターに自ら注文をしに行くオーダーバイキング制で、1回3ピースまで注文OK。

具材の肉やトッピング、ソースを選ぶことができ、“組み合わせは500通り以上”にもなるといいます。
▼肉:ポークフィリング・スパイシーチキンなど6種類
▼トッピング:チーズ・ワカモレ・サボテンなど14種類
▼ソース:サルサロハやガーリックマヨネーズなど6種類

ちなみに店長おススメの組み合わせは、
「チキンフィリング」+「ハラペーニョ」+「サボテン」に、「サルサメヒカナ」ソースをたっぷりと。

原部員:
「皮がモッチリ、サボテンはシャキシャキ。バランスがとても良くてこれはクセになる味」

1時間でタコス5個を食べた原部員でしたが、値段は破格の1380円!
ポテトやサラダ、スープにドリンクもおかわり自由で、しかも、“時間無制限”。
一体ナゼ、ここまで太っ腹にできるのでしょうか?

『ワタミ株式会社』R&Dマネージャー・岩本 巧さん:
「サービスと人件費。お客様自身で取っていただくというところで頑張っています」