大雨の影響で7日の早朝から運転を見合わせていたJR飯山線の内、戸狩野沢温泉と森宮野原駅の間も午後2時半前に運転を再開し、これで運転見合わせの区間はなくなりました。

JR東日本長野支社によりますと、飯山線は、栄村にある信濃白鳥駅に設置された雨量計が規制値を超えたため、午前5時過ぎから、戸狩野沢温泉と新潟県の十日町駅の間で運転を見合わせていました。

この内、森宮野原と十日町駅の間が、午後1時25分に運転を再開したのに続いて、残る戸狩野沢温泉と森宮野原駅の間についても、線路の点検が終わり、安全の確認が取れたとして、午後2時29分に上下線で運転を再開しました。

飯山線はこれで全線で運転が再開されましたが、上りの一部の列車に遅れが出ているということです。

飯山線は、上りと下りの普通列車それぞれ7本ずつの14本が運休または部分運休したほか、上下2本に最大で5時間21分の遅れが出て、合わせておよそ600人に影響が出ました。