マラソンで人たちが繋がり 元気になっていく

また、2015年に始まったおかやまマラソンではスペシャルアンバサダーを務める有森さん。今年も大会を通して岡山を元気にしたいと話します。

(有森裕子会長)
「マラソンというものを通して、岡山の人たちが繋がり、元気になっていく。いろんな人の気持ちを鼓舞できるようなものになることが、私はこのおかやまマラソンで1番の大事なところだと思う」

(岡山の陸上との今後の関係は…)

(有森裕子会長)
「私自身、やはり岡山がもちろん起点なので。ここで教え育ててもらえたものというのは次世代に継ぎたいですし、岡山のみんなが元気になるような、そういう陸上の存在でありたい」

日本陸連の会長としての任期は2年です。陸上界の未来を見据え、駆け抜けていこうとしています。

(有森裕子会長)
「陸上というこのスポーツを通して、人や社会と、そして、ひいては世界としっかりとつながって、もっともっと本来スポーツが持ち得る意味や意義とか可能性というものを、人が生きようとする力や社会が繁栄しようとする力や平和になろうとする、そういったものに少しでも寄与できるものを生み出す存在のものとして、丁寧にみんなとともに盛り上げていきたいと思います」