
きょう7日(木)の広島県内は、低気圧からのびる寒冷前線が中国地方を南下した影響で、一時的に荒れた天気になりました。局地的に雷を伴い激しい雨が降った地点もあります。特に明け方から朝にかけて、1時間雨量の最大値は、八幡で48ミリ 世羅で40.5ミリ 福山31ミリ 高野37ミリなどとなり、激しい雨を観測しています。また、未明からの降り始めからの総雨量は北部ほど多くなり、県の雨量計では、北広島町(仁川)110ミリ 三次市作木町120ミリを記録しています。

8日(金)晴れ間あるも雲優勢の一日 引き続き大気の状態不安定 広範囲でにわか雨の可能性

南下した前線は本州の南岸に停滞し、あすは大陸の高気圧にゆるやかに覆われて晴れ間がある予想です。ただ、引き続き湿った空気が入りやすく、加えて上空には寒気も入るため、あすの夜のはじめ頃にかけて引き続き大気の状態が非常に不安定になります。広範囲でにわか雨の可能性があり、局地的に雷を伴う所がある見込みです。日差しが届いていても、空模様の急な変化にはご注意ください。



しばらく雲が広がりやすく日曜日以降は雨が降る見込みで、雨脚が強まる時間帯もあるでしょう。3連休はあいにくの空模様になりそうです。雨雲のかかり具合によってはまとまった雨になる可能性があるため、雨の降り方には気をつけてください。日中の気温は、日曜日以降雨の影響で30℃前後の予想で、湿度は高く蒸し暑いですが、体感としてはかなり過ごしやすくなるでしょう。







