ウクライナでの停戦に向けた協議のため、アメリカのウィットコフ特使がロシアを訪問しプーチン大統領と会談しました。

プーチン大統領とウィットコフ特使は6日、モスクワのクレムリンでおよそ3時間にわたり会談しました。

同席したウシャコフ大統領補佐官は「会談は有益かつ建設的だった」とし、「ウクライナ問題に関し、いくつかのシグナルを送った。トランプ大統領からのシグナルも受け取った」と述べました。

ただ、トランプ氏が会談の報告を受けるまでは「詳細は控える」として、具体的な内容は明らかにしませんでした。

トランプ氏は、8日までにロシアがウクライナとの停戦に合意しなければ高い関税などの制裁を科す構えを示しています。

プーチン氏はこれまでロシア側の主張が認められない限り停戦には応じない姿勢をみせていて、協議に進展がみられたかが焦点です。