岡山県内のJAグループが警察と連携し、犯罪や交通事故の防止に取り組む協議会の総会が、岡山市中区で開かれました。

岡山県内のJAグループが、1983年に設立したJA共済防犯対策協議会です。総会には、JAグループの関係者や警察など約50人が参加し、昨年度に協議会が行った交通安全教室などの活動報告や、特殊詐欺防止の施策を含む今年度の計画案が出されました。

また、交通遺児の就学に役立ててもらおうと、JAグループから岡山県に募金が贈られました。

(JA共済連 岡山運営委員会 青江伯夫会長)
「安心して安全に暮らせる地域社会づくり、みなさんがニコニコ顔で生活できるそういった岡山県を築いていきたい」

岡山県警によりますと、今年6月末時点での県内の特殊詐欺の被害額は約5億円に上ることなどから、JA共済連岡山では、10月に防犯電話録音機100台を寄贈する予定ということです。