出店交渉、いざ北海道へ

この日、2人が降り立ったのは、北海道。
いよいよ、大事な出店交渉です。

古賀実里さん
「緊張はしてるんですけど、夏の北海道展に向けて大事な5日間になると思っているのでしっかりいいものを福岡に持ってこれるようにがんばりたいと思います」
催事の成否を占う大一番。

まずは、インスタグラムで2人が見つけた「クリム」へ。
中尾友香さん
「今回、ニュー北海道ということで新しい北海道展を作っていきたいと思ってまして」

用意してきた企画書と図面をテーブルに広げ、プレゼンします。
中尾友香さん
「ぜひいっしょに北海道展を盛り上げたいと思っています」

クリム 社長
「出展の方はもうスケジュールに組み込んでいます。ぜひ出展はさせていただきたい」
まさかの即決で、出展OK。
幸先よく滑り出しましたが、もちろん楽な交渉ばかりではありません。
「即答できない」厳しい交渉つづく

博多大丸とはこれまで付き合いのない老舗の鮭販売店「鮭の丸亀」です。

鮭の丸亀 若月裕之社長
「即答はできない。北海道的なことをいうとハイシーズンオブハイシーズン。ちょっとこちらを閉めて総出でということはできないので」
鮭の丸亀 若月裕之社長
「鮭を非常に召し上がるエリアじゃないところでは価格に対するご理解がなかなか得られなくて、結果的にお買い求めにつながらないというところがあるので、なかなか厳しいところがあるのかなというのが現状ですね」
さらに、今回の大本命。

「生ノースマン」の札幌千秋庵を傘下に持つ北海道コンフェクトグループとの交渉です。

古賀実里さん
「ノースマンとか生ノースマンは去年から食べさせていただいていて。九州の方にもっと広めたいなという思いがあるので」
社長に思いを伝えますが・・・

北海道コンフェクトグループ 長沼真太郎社長
「我々グループとしての大方針としては、北海道物産展いけるなら行こうと。ただそれぞれのブランドの、人のリソースとか本当にそこに関わってくるので。本当だったら私にいってもらってすべてのブランド決められたらいいんですけど、なかなかそういう感じでもなく、それぞれと話してくださいと、そういう感じには」
まさかのブランドごとの決済で社長の一存では決められず。
こちらも即決とはなりませんでした。