大丸福岡天神店で、出店50周年を記念した催事「夏の北海道展」が6日から始まりました。
その大事な催事を担当したのは、入社2年目のバイヤー2人。企画から出店交渉まで密着しました。
リサーチはSNS

RKB 堺恭佑記者
「6日から始まる夏の北海道展。今まさに準備が進められています。この大催事を取り仕切るのが、彼女たち。入社2年目の若手バイヤーです」

博多大丸の最年少バイヤー、中尾さんと古賀さん。
入社2年目で、年間でも最大級の集客を見込む大事な催事を任されました。

4か月前、事務所のデスクでスマートフォンを眺める2人の姿がありました。SNSを駆使して店舗のリサーチ。

古賀実里さん
「私は日頃からこうやって保存してます。気になるところを、移動時間とか調べたりして」
抜擢のねらいは「新しい切り口で新しい層を」
異例の抜擢をした食品部門の責任者も、彼女たちの独自の目線に期待を寄せます。

博多大丸 営業統括部 今井良祐部長
「北海道展とかに関するとどうしてもマンネリ化してきたり、もっともっと新しい切り口で新しい層を。チャレンジです。チャレンジです」
”地元の隠れた人気店”を掘り起こす
2人が目指すのは「新しい北海道展」。
カギになるのはこれまで出店したことのない新規の店舗です。

地元の隠れた人気店から掘り起こし、2人のアンテナに引っかかったのは、このソフトクリーム。

中尾友香さん
「写真の撮り方とか商品の見せ方も、かわいい。まずは見た目だと思うんです。一番最初の」

そしてもう一つ。こちらは超大物。なかなか催事には出てこない難攻不落のレアスイーツです。
中尾友香さん
「こっちが通常のノースマンで、こっちが生ノースマン。常設は2店舗限定」