「ロイヤルホスト」や「てんや」などを展開するロイヤルホールディングスの阿部社長はきょうの決算会見で、政府がコメを増産する方針に転換したことについて歓迎する考えを示しました。

ロイヤルホールディングスはきょう、今年1月から6月までの連結決算を発表し、売上高は前の年と比べて8.5%増え、788億円でした。一方、最終利益は19億円と、前年同期比でマイナス33.1%となりました。

堅調なインバウンド需要を追い風にホテル事業で利益をあげた一方、価格高騰が続くコメの影響などを受けた外食産業で伸び悩む結果となりました。

きょう開かれた決算会見で、阿部社長は政府がこれまでの「コメ政策」を見直し、増産に舵をきる方針を示したことについて、“コメを安心して国内で調達できることはありがたい”と歓迎する考えを示しました。