今年度の最低賃金に関する議論が4日、中央最低賃金審議会で厚生労働省で行われ、改定額の目安は「全国平均6%アップ」でまとまりました。沖縄県内では初めて時給が1000円を超える見通しとなりました。
目安通りに改定されれば、県内では現行の時給952円から64円引き上げて1016円となる見通しで、初めて時給が1000円を超えることになります。
▼街の声は…
「企業としては大変かもしれないけど、今いろんな物価が上がっているので(時給アップは)よかったなと思っています」
▼飲食店店長
「(従業員は社会保険など)週20時間、月80時間というしばりがあるので、それ以内に収めないといけない」「時給が上がるのはいいけど、(従業員の)働ける時間が短くなっちゃう」
最低賃金審議会は今後、専門部会を複数回重ねて答申を出す見込みです。